名言集番外編 野村監督の言葉から
こんにちは。兼六中学校の近くにある、附属高校、泉丘高校、二水高校受験専門の夢盟塾もりの里校教室長の村山です。
今日も名言を紹介しますが、マンガではなく、実在の人物から。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
(野村監督)
この言葉、知っている人も多いと思います。
プロ野球が好きな人なら間違いなく知っているであろう、野村監督の言葉です。
数々の名言を残した野村監督ですが、私はこの言葉が1番印象に残っています。
もともとは江戸時代の大名、松山静山の剣術書「常静子剣談」にある1文から引用されたものだそうです。
試合に負けるときは何の理由もなく負けるのではなく、その試合中に必ず何か負ける要素がある。逆に勝った試合においては、すべてがよかったわけではなく、何か負ける要因があったかもしれないと思い、油断しない。
ノムさんはそういう意味で使っていました。
勉強に置き換えるなら、試合をテストに置き換えると、しっくりくると思います。
テキトーな勉強をして、点数がよくなることはたまにあります。
いわゆるヤマが当たった、というのは分かりやすい例だと思います。
ですが、それはあなたの本当の実力ではありません。
次、同じような勉強をすると必ず失敗します。
もちろん、ちゃんと勉強したと思っていても、油断は禁物です。
負けにつながったかもしれない要素を洗い出す必要があります。
逆に点数が悪かったとき、思ったような点数が取れなかったとき。
その時は必ず原因があります。
理由もなく点数が下がることなどありません。
勉強したのに下がってしまった、と嘆くばかりでなく、テストまでの自分の行動を振り返ってみましょう。
どこか悪いところはなかったか、改善するべきポイントはなかったか。
必ず振り返りましょう。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしです。
コメントを残す